- 空き家を貸したい、売りたい
- 不動産に依頼する場合と、空き家バンクに登録する場合との違いは?
本記事では、「岐阜市空き家バンク」とは何か、不動産屋との違い、どんな相談ができるのか、利用のメリット・注意点まで分かりやすく解説します。
岐阜市内に空き家を所有している所有者の方は最後までご覧ください。
「岐阜市空き家バンク」とは、空き家を「貸したい」「売りたい」所有者と、「借りたい」「買いたい」希望者をマッチングするための市の制度です。
岐阜市が公式に運営し、地域の空き家を有効活用することを目的としています。
主な目的は次の3つです。
- 放置された空き家の増加を防ぐ
- 移住・定住希望者を支援する
- 地域の活性化を促す
登録は無料で、所有者や相続人が誰でも申請できます。
岐阜市空き家バンクの流れは、次のようになっています。
- 空き家所有者が物件を登録
→ 岐阜市に申請書を提出し、現地調査を受けます。
- 物件情報を岐阜市の公式サイトに掲載
→ 写真・所在地(おおよその場所)・価格などが公開されます。
- 利用希望者が閲覧・問い合わせ
→ 実際の契約は空き家バンクの協力業者が行います。
空き家バンクと不動産屋は似ていますが、目的と得意分野が異なります。
以下の表で整理してみましょう。
比較項目 | 岐阜市空き家バンク | 不動産屋 |
---|
運営主体 | 岐阜市(行政) | 民間企業 |
登録費用 | 無料 | 仲介契約により仲介手数料あり |
主な目的 | 空き家の利活用・地域活性化 | 物件の売買・収益確保 |
契約サポート | 協力業者が担当 | 直接仲介する |
空き家バンクの運営は自治体(市町村)で、目的は、空き家の所有者・住みたい人(買いたい人、借りたい人)をつなぐこと。
一方で、不動産屋は民間の営利事業者で、売買・賃貸の仲介や管理を行う専門業者です。目的は、ビジネスとして不動産の売買や賃貸を成約させること。
岐阜市空き家バンクを利用するメリット
- 登録が無料→ 仲介手数料以外の費用がかかりません。
- 市の公式サイトで広く周知できる
→ 岐阜市移住希望者や地域内の利用者に見てもらえる。
- 行政サポートで安心感がある
→ 初めての空き家活用でも安心して進められます。
- 協力業者の支援
→ 専門家が契約や手続きをサポートしてくれます。
岐阜市空き家バンクを利用する留意点
- 協力業者だからといって、優良企業かどうかは不明→トラブル発生に発展することもあり得る
- 物件の状態が悪いケースが多い → 大規模な改修が必要になることもある
- 成約の保証はない → 希望者とのマッチングが成立しない可能性もある
- 補助制度に条件がある → 入居年数義務、市税滞納など補助対象外要件もある
- 仲介手数料や契約コストが発生する → 通常の不動産取引と同様の費用がかかる
- 登録・情報公開の手間 → 所有者が提供情報を整備する必要あり
まとめ:岐阜市空き家バンクは「地域とつながる」空き家活用制度
岐阜市空き家バンクは、行政が主体となり、地域の空き家を活用してまちの活性化を目指す仕組みです。
- 無料で登録できる
- 行政と不動産事業者の連携で安心
- 地域に根ざした活用ができる
一方で、スピード重視なら不動産屋、地域活用重視なら空き家バンクというように、目的に応じて選びましょう。
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- 権利調整:提携先の弁護士および司法書士と連携してサポートさせていただきます
オンライン相談も可能なので、首都圏在住の相続人の方もお気軽にご相談ください。
プロフィール

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