中古物件(空き家)の内見方法を徹底解説!チェックリスト付

自宅用や不動産投資目的で物件を購入する時に必ず内見をしますが、特に中古物件(空き家)の場合、「建築知識もないし、どこを見たらいいのか分からない」と不安な方が多いと思います。
そこで今回は、中古物件(空き家)の内見方法を詳しく解説します。

- はじめての内見。どこをチェックしたら良いの?
- 持ち物は何が必要?
- 不動産会社にヒアリングすることは?
- リフォーム費の見積はどうやってするの?
そんなことで悩んでいる方は、是非最後までご覧ください。
持ち物の準備
当日必要な持ち物は以下のとおり。
- スマホ(カメラ、コンパス)
- メジャー
- 水平器
- チェックリスト
スマホ(カメラ、コンパス)
内見後、時間が経てば記憶が曖昧になります。また複数の物件を内見すると、どれがどの物件だったのか分からなくなる恐れがあります。必ず売主様に許可をもらって、気になる箇所を記録させてもらいましょう。
コンパスで、日差しが入る方向を確実に確認しましょう。
メジャー
部屋や家具を置く場所、前面道路や駐車場の寸法などを測りましょう。
水平器
築古物件は傾いている場合がよくあるため、水平器で傾きをチェックします。
チェックリスト
確認しておきたい項目のチェックリストを作っておくと漏れがなく、慌てることなくスムーズに内見を進めることができます。
内見で確認すべき中古物件のチェック項目
外部のチェック項目
前面道路の幅
セットバックが必要かどうか、車の出し入れがしやすいか。
交通量の確認
騒音がないか。特に幹線道路沿いの物件は注意しましょう。
時間帯によって交通量が変わるので、できれば朝・昼・夜全ての時間帯でチェックできると良いです。
境界杭の確認
境界線の位置を確認しましょう。
購入後にトラブルにならないように、できれば確定測量を実施することをオススメします。
方角
太陽の位置や日当たりが悪くないかチェックします。
チョーキングの有無
チョーキングとは外壁表面を触ると粉状のものが付着する現象のことで、もしチョーキング現象があれば外壁塗装が必要なタイミングだとわかります。
気になる場合は、業者に見積もってもらいましょう。
擁壁の有無
高い擁壁がある物件は見送るのが無難。盛り土の場合は地盤が弱い恐れがあります。
また擁壁にも寿命があり、擁壁の修繕コストが発生する
駐車場の台数
必要な台数が停められるかチェックします。
蟻道のチェック
シロアリが家の中に入った跡があるかどうかチェックします。
嫌悪施設の有無
近所に墓、火葬場、養鶏場、養豚場があるかどうかチェックします。
養鶏場や養豚場などがある場合は、風向きによっては臭う可能性があります。
内部のチェック項目
建物の傾き
水平器でチェックします。
シロアリの有無
玄関や水回りの床がボロボロになっている場合、シロアリがいる可能性があります。
雨漏りの有無
雨染みがあるかどうかチェックします。雨漏りは素人では判断しづらいので、気になる場合は業者に相談しましょう。
間取り
必要な部屋数があるかどうかチェックします。人数分の個室があるとベターです。
洗濯機置き場
室内に洗濯機置き場があるかチェックします。古い家だと屋外にある場合があるので、必ず確認しましょう。
水回り
風呂・キッチン・トイレはそのまま使えるか、取り替えが必要か確認します。
水回りのリフォームは、かなり費用がかかることが想定されますし、グレードやリフォーム方法次第で大きく金額差が出ます。
建具
全ての扉、窓を開けて、建付けが良いか確認する。
内見のチェックリスト
内見する時に不動産会社と会話しながら各項目をチェックするので、よくあるのでチェックのし忘れ。チェックリストが手元にあれば、チェック漏れを防ぐことができます。
中古戸建の内見チェックリストがダウンロードできるので、宜しければお使いください。
売買仲介の不動産会社に確認すること
売主情報|売却理由&住まい&年齢
売主情報を聞きましょう。
売却理由
住み替え、相続、資産の組み換えなど様々な理由がありますが、理由によって「いつまでに売らないといけないのか」「価格交渉できるか」「相手がプロか素人か」など交渉の材料になります。
売主の住まい
売主が遠方にお住まいの場合は、不動産屋に丸投げされる場合が多いので価格交渉しやすいです。
売主の年齢
売主が高齢者の場合は、売却を急いでいるケースが多いので価格交渉しやすいです。
仲介の不動産会社は、元付業者?
内見対応してくれる仲介の不動産屋は元付業者かどうか確認しましょう。
理由は、元付業者であれば価格交渉しやすいからです。

売主と直接繋がっている元付業者であれば売主に価格交渉しやすいですし、両手取引であれば仲介会社のメリットが大きいので値下げ交渉してもらいやすいです。
修繕履歴
過去の修繕履歴を必ず確認しましょう。
特に、屋根や水回りなど費用がかかる箇所を修繕しているかどうかで、今後かかってくる費用が変わるのでとても重要です。
固定資産税の税額について
ほとんどの不動産屋は、内見時に固定資産税の説明をしてくれたり、もしくは質問された時に答えられるように書類を用意したりしています。
毎年かかってくる税金なので、固定資産税額や評価額は必ず確認しましょう。
インスペクションを実施するかどうか
インスペクションとは既存住宅の劣化や不具合の調査のことです。別名で「建物状況調査」とも言われます。
- 各部屋の傾き
- 基礎
- 外壁
- 屋根
- 屋根裏
- 床下
- 水漏れなど

既存建物の状態を客観的に把握することができますし、引渡し後のトラブルを防ぐためにもできれば行うことをオススメします。
自社物件を売却する時には必ずインスペクションを行っていますし、仲介する際も必ず売主様にご提案しています。
まとめ
新築と違って中古物件は必ずどこかに傷みがあります。
また内見案内をする不動産屋が建築の知識がない人が多いので、心配な場合は建築士やリフォーム業者に同席してもらいましょう。
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。